7人の過去をなかったことにしないために~超特急コーイチ脱退発表から1ヶ月の記録~

超特急のコーイチの存在を無かった事にはしてはいけないから、忘れられてはいけないから。

拙く語彙力のない文章ではありますがこの1ヶ月の出来事を記録として残します。
大半は自分のため( 理解は未だにできていないけど整理をするため)でもあります。
(※私のその時の感情や思考も含まれますが個人的見解なので出来事のみ見たい方はあまり気にせず飛ばしてください。)

私だけでなく読んでくれた方の気持ちの整理の助けになれば。そして、いずれコーイチの脱退が遠い過去になりこのことを知らない人達が増えてもこんな出来事があったんだと知ってもらえれば幸いです。 

 かなり長いので先にこの1カ月の大凡の超特急の出来事をまとめます

  • 1/16 超特急1号車コーイチ脱退発表
  • 1/16~各メディアで報道、他メンバー達のブログ更新
  • 1/18 4月発売シングルの詳細発表
  • 1/19 春のアリーナツアーの詳細発表
  • 1/19 超特急コーイチとして最後のブログ更新
  • 1/21 FCツアーの詳細発表
  • 1/22 トレタリ、コーイチのバラエティパート終了
  • 1/25 ハガメンmini7終了
  • 1/26 超特急museumの開催発表
  • 1/29 吉野晃一、シークレットゲストとしてライブに参加
  • 2/2 6人体制初でのグッズ、生写真ビジュアル公開
  • 2/6 吉野晃一、遊びに来たライブに飛び入り参加
  • 2/10 脱退発表後初の6人体制でのテレビ出演
  • 2/12 脱退発表後初の6人体制での外部イベント出演

(日付や内容に誤りがありましたらご指摘ください)

 

*1/16 超特急1号車コーイチ脱退発表。

あの日から1ヶ月が経つ。1年分の出来事が凝縮されたような怒涛の1ヶ月…
始まりは2018年1月16日。
超特急は1月6日にツアーファイナルを大阪城ホールで行ったばかり、後日のナタリーのレポにて

ユーキは「このツアーで何が終わり、何が始まるのかをあえて言葉にするなら?」という質問に、「終わるのは、自分たちの意志を表に出さないでいること。始まるのは、自分たちの進む道は自分たちで切り開く、ということ」と断言

 https://natalie.mu/music/news/264224

 "the end for beginning"~始まりのための終わり~

このツアータイトルの意味がやっと分かり、これからの超特急に安心と期待しか感じてなかったあの時からまだ間もない10日後、突然来た公式からの大切なお知らせ 

「突然ではございますが超特急メンバーのコーイチが、グループを脱退することをご報告させていただきます。」

皆様へ大切なお知らせ | 超特急

一報早くFC会員に届いた。Twitterのタイムライン(以下:TL)が騒然とする。間も無く12時に公式HPから発表。 

  • 脱退理由は"グループ活動においての方向性の違い"
  • 脱退時期については関係各所と最終調整中とのこと
  • 現時点で撮影が終了している活動については7人での露出・掲載となること
  • 今春発売のシングルは6人で予定通り発売 

脱退するコーイチ本人からのコメントは無く、代わりにリーダーであるリョウガからのコメントがあった。そこには「胸が痛く申し訳ない気持ちで心が張り裂けそう」「コーイチのため、6人のための止むを得ずの選択」などの言葉。
思考停止。全く理解が追いつかなかった。こんな事になるとは1mmも想像がつかなかった。(前日には所属事務所の先輩ももいろクローバーZの有安の卒業が発表され世間は騒然。私も一瞬超特急に置き換えてみたりしたが考えるまでもなく他人事だと思っていた。)
一瞬にしてTwitterのTLは衝撃、困惑、疑問、悲しみで埋まり、下車を決め消えていく8号車達も少なからずいたのを覚えている。 

*発表後様々なまとめサイト、TVで報道される

4:56 めざましテレビ 超特急 コーイチ 記事が読まれました… pic.twitter.com/m0hFbjuRMx

(@bt_ixtuchan_68) 2018年1月16日 

各メディアからの記事や報道でこれが嘘ではないんだと思い知らされる。

どこでも一貫して言われるのは「方向性の違い」

こんなありがちな理由にまとめていい訳がない。方向性なんて初めからブレブレ(それが良さの一つ)だったし、不仲なんて似てもつかない理由。
…何がどうしてこうなった。信じられなかった。信じたくなかった。
それからというもののTwitterのTLは一気に光を失い、暗いムードに包まれた。

コーイチのブログが出るまでの3日間、本人の言葉を聞くまでは何も納得できない私達8号車はいろんな憶測を立てては消し、消しては立てるも結果はいつも同じ、コーイチと7人の超特急はもう戻ってこないという事実だけだった。
私はというと何も真実が分からないままこの事実に毎晩のように涙を流す毎日が続く。超特急の芯ともなる歌声の主が居なくなる事への拒絶なのか超特急の楽曲が聴けなくなり、TLに流れてくる微笑ましい7人の動画も再生ができなかった。生活の基準となる程超特急に依存していた私、箱推しである私にとっては下車をも考えるほどの絶望だった。 

*1/16~ 発表後メンバー達が時間をかけながらブログを更新。

リョウガ、カイ、ユーキ、タカシ、タクヤ、ユースケの順に更新された。

超特急 公式ブログ - 8号車の皆様へ リョウガ - Powered by LINE

超特急 公式ブログ - . - Powered by LINE(カイ)

超特急 公式ブログ - 言葉だけじゃ足りない - Powered by LINE(ユーキ)

超特急 公式ブログ - 1 タカシ - Powered by LINE

超特急 公式ブログ - タクヤです - Powered by LINE

超特急 公式ブログ - どんなときも愛に抱かれて ユースケ - Powered by LINE

「ごめんなさい、申し訳ありません」「真実は僕達にしかわからない」「リーダーのコメントが全て」「このタイミングの意味と理由」「どうしようもなかった」口を揃えていう引っかかる言葉達。
「無理に受け止めてとは言わない、いつかついてきてくれたら」「立ち止まってる暇はない」「前しか見えていない、諦めない、終わらない」この6人でやっていくともう強い意志を持って前を向いて進んでいるメンバー達。
ブログを読んだ当時は完全に置いてきぼりだった。メンバーの一員という認識でいたかったがために、真実を知るメンバーと運営と8号車との間に空気、壁を感じた。


推し(ユースケ)のブログに関しては悲しみ、苦しみを通り越し事の発端に怒りすら沸いているのでこの場で感じた事を書いてしまうが...
ユースケは更新するまでにかかった時間が長く、それがとてもリアルだった。何度も考えてユースケは"精一杯"を言葉にしてくれたように思う。

何年経ってもこの絆途切れることはない と思っていた

「超特急です!!!!!!!!」というユースケ作詞作曲の曲の歌詞の一部である。この曲については、7人と8号車で叶えたい願望がこれでもか!と込められている曲で、様々な人に協力してもらって完成し、TEFBツアーで配ったばかりの"7人でしか歌えない曲"であった。8号車に広めたいと望んでいたのに1度も披露できなくなってしまった。
1番辛いのは作ったユースケ本人のはずがこんな事になっても、「どうしようもないくらいコーイチが大好きなんだよ」なんて…人が良すぎる。
ブログテーマの「どんなときも愛に抱かれて」はユースケの好きなアーティストSuperflyの楽曲名であった。歌詞を調べると、コーイチへあてたメッセージのようにも受け取れる。

Superfly「どんなときも愛に抱かれて」歌詞

http://j-lyric.net/artist/a04cdbd/l01b120.html

 
こんな状況下ではあるがこれ程までに素直で優しく愛情深い人間に出会えて、推す事が出来ている事に感謝しかない…

7人でいられた時間が何よりも僕の幸せだったから
その時間に勝るものなんてこの世には無いんだ

ユースケの幸せを奪った事は例え相手がコーちゃんであっても憎い許せないという気持ちになった…ユースケの代わりに叫ばせてください…コーイチの馬鹿野郎!!!!

 

*1/16~これまでお世話になってきた芸能人や関係者の方々の言葉が様々なSNSで公開される。

 その他にも振付師えんどぅさん、ノンスタイル井上さん、アナウンサー酒巻光宏さん、安田大サーカス団長と奥さん、CBCラジオ永岡さん、クリエイター眞鍋海里さん、作詞家ヒロキさん、女優北川景子さん、DISH//メンバー等
どの方も衝撃と悲しみは8号車と勿論同じ気持ちで、かつての話を交えて下さったり、こんな状況になっても「応援します」と仰っていた。
つくづく超特急のメンバー達がどれだけ愛されているのか、その理由とも言えるチームワークや人の良さや愛が感じられた。 

*1/19~1/21 こんな状況の中、次々とシングルや春ツアー、FCツアーの詳細が決まっていく。

超特急 6人体制初となる決意のシングル4月4日発売決定!! | 超特急

超特急アリーナツアーのタイトル&ロゴ解禁!!!!!!!! | 超特急

「超特急ファンクラブイベント2018」詳細決定!! | 超特急

テーマには決意、挑戦、8号車が関連していた。
次のレールが敷かれ前に進む事ができる8号車と何も情報が与えられず置いてかれるコーイチ推しとの間に既に少しずつ差が生まれ始めた気もした。曖昧なまま前だけをみて進みだす超特急にまだ着いていけなかった。

 

*1/19 コーイチとしての最後のブログ更新

発表から3日後。メンバーで最後に更新されたブログのタイトルは「宝物。」

lineblog.me

沢山の感謝と超特急が好きだって気持ちが伝わって来る内容、だから余計になぜ?と多くの8号車の気持ちはスッキリせず不完全燃焼で事が終わった様に思う。

「夢の東京ドーム、7人で、8号車を連れて行きたかった。」

 …つまり本人さえも脱退を望んでないんじゃないか?

吉野晃一」ソロとしての次の言葉もみられなかった。

曖昧に濁して言葉にするのがコーイチらしいとも思えたが個人的には嫌うくらいバッサリ言って区切りをつけて欲しかった。ブログ内に綴られた優しい言葉達は全然優しくない言葉だった。このブログを読めばけじめがついて前に進めると思ったのに、真実がわからないことで何にも前に進めなかった。

 

*1/22.25 「超特急の撮れ高足りてますか?」コーイチのバラエティパート終了、「超特急のハガメン!mini7」終了。

トレタリのDIY系番組の回では6人でコーイチにシェルフを作ってプレゼントするという…偶然ではあると思うが、まるで脱退を控え送り出されるかのように感じ取れなくもない内容、もう一つ前の討論系番組の回では「絶対この7人でドームに行きたい」と熱論するコーイチが。

また、1.2月発売の雑誌等のコーイチのコメントは時期的にも抱負を語るものが多く、脱退を考える人の言葉とは思えないものばかりだった。 

*1/29 「吉野晃一」始動

かつて2016ライブツアーsynchronizmやうたうたいでお世話になったギタリスト上條頌さんのライブ「EX:CHANGE Vol.6」の2部にスペシャルゲストとして吉野晃一が出演。
予定ではシークレットゲストとして出演するはずだったが、本人だっての希望により前日にシークレットを公開し、吉野晃一として出演する事が上條さんのTwitterにて公表された。
チケットは情報が拡散される間も無く完売。立見席がファンで埋まった。

2部セットリスト
1.Slow Jam(EX:CHANGE)
2.Play Back(吉野晃一)
3.Lazy Bear(吉野晃一)
4.Don't Stand By Me(吉野晃一)
5.What's Goin' On(Marvin Gaya)

Play Backの歌詞の一部分

気付けば4年の月日が東京に出てから経っていた。傷付かないように嫌われないように演じてた自分。俺が歌う意味ってなんだろう?出る杭は打たれるし、俺に残ったのは歌が好きってこと。前ばっかり見てた頃思い返したんだ。俺には歌しかないんだ。俺にはこれしかないんだ。

 Lazy Bearの歌詞の一部分

もう明日は来ない。もう戻れない。寝癖のままの朝不機嫌だったけど、今思うとわかってたんやな?やっぱり俺アカンな。それでもそばにおってやって、言えば何か違ったんかな?すれ違う度に胸が痛むけど、すれ違っていくことも実はどこかで願ってたのかもしれない

(どちらもレポを元に抜粋、確証なし)

 

その日ステージにいたのは超特急コーイチではなく「吉野晃一彼はアーティストとしてこの日確実にスタートをきった。
また彼の歌声は聞く事ができるという希望と、体調の心配、けじめをつけないままそれぞれの道へと進み始めてしまった事への苛立ちとモヤモヤ。もう元には戻らない。脱退時期調整中という言葉に期待などもう無かった。

 

*2/2 6人体制初でのグッズ、生写真ビジュアル公開

FC会員限定でValentine&White day企画限定”生写真セット第38弾”と” Initial Bracelet”の発売が決定。
黒がいないとこれだけ締まらないのか。絵柄計6種…6色…コーイチがいない事で今までの当たり前に続々と変更が生まれてくる。やっと少しずつ状況を飲み込んできたところに不意に心を突き刺してくる。

 

*2/6 インスタライブに上條頌さん出演のライブ「Feel The Flow」の模様が公開される。そこに映りこむ吉野晃一の姿。

「ライブに遊びに来たなら折角だし歌ってよ」との事で本人も「ヤバイヤバイ」と言いながらも登壇し即興で打ち合わせをし歌を披露した。配信主の軽率な言動に批難の声。脱退を発表したとは言えまだ所属はスターダスト。チケットも発生しているイベント。プライベートではあるものの、プライバシー、出演料、搾取…?色々な疑問が浮かんだ。こんな事があっていいのか、吉野晃一はしっかりマネージメントされているのか。TEFBツアーファイナルで2018年の目標を一人一人言う場面で「社会人になれるかな?」と発言した彼の言動がこれでいいのか… 

*2/10 脱退発表後初の6人体制でのテレビ出演

テレビ東京BSジャパン同時生放送、視聴者参加型番組「トモテレ」に出演した。
MCのお笑いコンビ千鳥の2人が冒頭から「1人減った?」とツッコむ。表情を曇らせるメンバーもいたが、愛あってのフォローだったように思えた。とはいえ番組開始前の5チャンネル同時ライブ配信も、番組の最中も6人は緊張感をもちつつも終始楽しそうでいつもと変わらない彼らがいた。 

*2/12 脱退発表後初の6人体制での外部イベント「PERFECT VALENTINE 2018」に出演。

元は7人のステージが予定されていたが、脱退発表直後の問い合わせに対しては「7人での出演は現在未定」そして2/5に公式HPにては「6人でのパフォーマンスとなります」と発表。

 セットリスト(出番は3組のうちの一番手。)

1.Beasty Spider
2.バッタマン
3.My Buddy
4.Kiss Me Baby~バレンタインコント(タカ子登場)~バレンタインデーキッス~Kiss Me Baby
5.Love again
MC
6.Drive on week
オリラジ風コント
7.超えてアバンチュール
8.Burn
超特キューン!キュンシチュエーション
RADIO FISHの「ULTRA TIGER」に乱入

実際に行ったので会場の雰囲気を伝えると、推しのカラーとともに黒ペンラ、ピンクペンラを持つ8号車がいつも以上に見えたし、名前コールの時「コーイチ」と叫ぶ声がいつも以上に大きかった。タオルで涙を拭う8号車も多くみられた。
パフォーマンスはというと、Overtuneは変更なし、ほとんどのダンスフォーメーションは変更、ボーカルはタカシが全て歌い、My Buddyではコーイチパート「We are the buddy!」が全員パートに変更されていて涙なしには見れなかった。あとはプロのレポを参考に。

natalie.muこの日の超特急はいつも以上に全力さが伝わるパフォーマンスであったし、皆キラキラしていた。末っ子タカシが誰よりも頼もしかった。こんな状況に負けない!新体制の6人は只々強く、前だけをみてそう言っているように思えた。

*その他にも、この1ヶ月中にはロンドンソロ写真集やファッションブックREC.が廃盤になり売り切れが続出したり(現在REC.は再版在庫あり)、ソフトサンティアとのタイアップキャンペーンの結果が出てコーイチが1位になったりと、1ヶ月をまとめても分かるように彼の脱退発表が与えた影響は凄まじく、彼の存在の大きさを改めて感じさせられる。

とはいえこの1ヶ月は悲報だけではなかった。俳優活動、映画出演決定、バラエティ出演等、嬉しい知らせも多く入ってきたのも事実であった。

 

以上が脱退発表からの1ヶ月経つまでのお話。

長く苦しめられたようであっという間の1ヶ月だった。
これからどうなるのか、それは彼ら次第…

どんな困難な壁にぶち当たったとしてもその壁を突き破って前に突き進んでいこう

走り続ける超特急、そして吉野晃一に期待しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この1ヶ月間を過ごして(知って)何を感じただろうか、

 

 

 

 

…ここからは1人の8号車(私)の話。

 

事実上、7人最後のステージはTEFBツアーファイナル。

私は乗車できなかった。

勝手に終わりにすんなよ。先頭車両が脱線してどうすんだよ。
せめて脱退ではなく卒業、そして門出の場を用意して欲しかった。
真実は濁すのに新体制での情報は更新する運営に腹がたつ。こんな状況だから切り替えなど到底できなかった。

"イカナイデ、ダイスキダヨ。"

"20億分のうちのあと何回君といられるだろう、永遠が欲しいと欲張りになる"

にくいもので超特急の楽曲が全てこの出来事にリンクして聞こえる。
こう1ヶ月をまとめてみても何故脱退したのかイマイチ理解できない。
沢山考えたし泣いたし怒ったし憎んだ、

でもどうあがいてもコーイチが好きだった。

だから1ヶ月経ってもまだフワフワしてて、6人の超特急が始まっているのに、コーイチは永遠に車両点検中なだけなのでは?という認識でいるし、「ありがとう」と彼に対して言ってしまえばそれこそ終わりのような気がして、別れのような気がして、まだ言えていない。この1ヶ月にあった朗報も素直に喜べなかった。

私は今でも、これから先も、望むならば7人の超特急がいた時に戻りたい。

あの7人だから

パフォーマンスにおいても、キャラクターのバランスにおいても、数もコールもカラーも全てにおいて完璧だと思ったし、

あの7人だから

とにかく大好きだった。

あの7人だから

夢の東京ドームを叶えるまでついていきたい…そう思っていたし、推しと同様に7人という形に固執していた。

しかし何度願ってもその願いは叶わない。
願いが叶うことが無いならば8号車としてどうするべきか。

私のずっとみてきた大好きな超特急がもうみれないなら
新体制の超特急をみるたびに胸を締め付けられこんなにも辛いなら
−1となった超特急にコーイチのカケラを探し続ける程、素直に応援できないなら下車をも考えた。

…しかし超特急に出会って約5年。没頭する趣味など無かった私がこれだけ好きになった、決して短くはない彼らと過ごし費やした時間、沢山の思い出をここで終わりにするなんて…しょうもないヲタクプライドがここにきて足枷になる。
私の生活からいきなり超特急をとったら果たして私は生きていけるのか。
大好きな推しは諦めず夢を追いかけて活動してくれている。
彼らなら夢のドームを叶えられると信じている。 例えコーイチが欠けてもなお希望を捨てられずにいる。

何よりこんなに多くの人を振り回しておいて自分の本当にやりたいことを実現しないのは許さない、吉野晃一がソロアーティストとして活動をしていくのならば、彼には納得のいくまで成功するまでやってもらわなければ困る。

そんなこんなで出た答えは

 「6人の超特急と1人の吉野晃一を応援する事」

… 結局これしかなかった。

勿論、

  • この1ヶ月に抱いた悲しみ、苦しみ、怒りなどの感情を全てを引きずり続ける。
  • 夢を追う推しが存在してくれている限り、彼らが夢を叶えるまでヲタクは辞められない。
  • 大前提は7人の超特急が大好きだという事。沢山懐古するだろう。

これらのわだかまりを持ち続けながら。


6人の超特急を初めて生でみた私はライブ中も終演後も泣きじゃくった。

気持ちがぐちゃぐちゃになって分からなくなり「これからどうすればいい?」とヲタク仲間に問いかけた時、「あなたのペースであなたなりの推し方でいいんだよ」と答えてくれた。簡単な言葉かもしれない、でもだいぶ気持ちが楽になった。

だから私は、引きずりながらも新体制の超特急をマイペースに受け入れて応援していきたい。

…これが私の決断。
やっとメンバー達のブログの言葉に追いついた。これで私も前に進める気がした。

 

もし同じ気持ちで前に進めないでいる人がいるならば焦らなくていいんだよ、泣いていいんだよ、怒っていいんだよ。引きずったっていいんだよ。と言いたい。


雨はいつか必ずあがる

涙の後にはきっと笑顔の虹が明日へかかるだろう

約束された運命だから共に行こう

 

私はこれから先も最後尾で吉野晃一も超特急も皆見守っていくだろう。

 

今輝く未来へ手を伸ばそう 夢は見るよりつかみとれ

全速前進 覚悟と決心着いたら点灯signal

だどり着くまで諦めるな

 

2018.2.16

 

 

【後記 2019.1.16】

1年が経って色々変わった
超特急も変わったし 吉野晃一も変わった
周りのオタクも変わった 私自身も変わった

ブログを書いた時から1年が経ち、今では新体制の超特急の最後尾で前しか向いていない私がいる。
7人の超特急も6人の超特急も大好きで大切。そして吉野晃一も大好きで大切。ずっと宝物。それは人生においてオタクをしていなければ得ることのなかった感情であったし、不思議な感覚を経験した1年だった。それを語れるのは今しかないので自分用に後記として残しておく。(超特急中心な内容なのは悪しからず)

 

ざっとしたこの1年の超特急と吉野晃一

・4/4 14th single「a kind of love」 発売
・4/8 超特急のコーイチが正式脱退
・3/28〜4/4 FCツアー「僕らの挑戦を見届けてツアー 〜legend for days〜」
・5/23 アリーナツアー「the end for beginning」ブルーレイ発売
・5/26〜6/10 アリーナツアー「Sweetest Battlefield
・7/1 吉野晃一 Twitter開設 ~吉野晃一と上條頌のアコースティックで遊ぼうの旅2018~開始
・8/8 15th single「Jesus」発売 (ドラマ「ヒモメン」主題歌)
・8/8.9 超超フェス
・11/14 3rd album「GOLDEN EPOCH」
・12/7 アリーナツアー 「GOLDEN EPOCH 」さいたまスーパーアリーナ公演
・12/9 2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPANにて「Favorite Dance Artist Japan」受賞
・12/21.22 吉野晃一「メロークリスマス」@奈良
・12/25 7th anniversary special live in USJ
・12/26.27 アリーナツアー 「GOLDEN EPOCH 」大阪城ホール2days公演

 

*4月*

6人体制となった超特急は新体制初の楽曲「a kind of love」を発売した。
発売日に行われたFCツアー最終日ではユーキとユースケがMCでコーイチに対する思いを名前も濁さず素直に伝えてくれた。それまで語られることのなかった想いに胸が締め付けられ、まだ完全な理解ができてなかったため嗚咽まじりで泣きじゃくった。

f:id:bt_ixtuchan_68:20190116201951p:plain

【ライブレポート】前だけを向いて未来へ、超特急“挑戦”のFCツアー終幕「ここから、ここから始めよう!」(写真14枚) - 音楽ナタリー
そしてこのツアーでは公式的に名前のコールの変更が伝えられ、一緒に練習をした。その後に披露したBurnのイントロで顔を真っ赤にし全力でそして大声で「8号車の声を聞かせてくれ!」と叫ぶユースケが人と人の頭の間からバチっと見えた時、心に突き刺さるものがあった。そして4日後、4/8の西武園ゆうえんちイルミージュとのコラボの終了と共に超特急としてのコーイチは活動終了した。

bullettrain.jp

私は運の良いことに7人の超特急の最後を見届ける事ができた。

 

*5月*

TEFB*1の円盤が発売された。特典メイキングに映る終演後の超特急コーイチ最後の姿。最後のその言葉…ずるい!!馬鹿!!何で辞めたの!!と、そんな感じ。この繰り返しである…。まだ向き合えてないのならいつか確認してほしい。

*7月*

やっと吉野晃一の公式Twitterが始動する。少年であり続けたい!そんな彼は呟きも更新頻度もかなり気分屋。まさに晃一らしくて…そこは以前と変わらない。進み続ける超特急とレールが敷かれた8号車に対して、消息不明で置いてきぼりだったコーイチ(吉野晃一)のファンにとってはこのTwitterの開設と大好きな歌を続けてくれることで救われた人も多いはずだと思う。始動した全国を回る旅ではキャパが狭かったものの「沢山歌う」という目標は実現していたように思う。

*11月*

3rd album「GOLDEN EPOCH」を発売し、繋げてアリーナツアーが行われた。なんと会場は過去最大規模のさいたまスーパーアリーナ。目標に掲げていたステージへと彼らは私たち8号車を連れてきてくれた。無数のペンライトの光、天からの登場…その空間だけで涙が溢れた。ユーキ考案のセットリストは古くからのファンにも新しいファンにも寄り添う内容であったように思う。これまでの超特急史を振り返りながらも新時代の幕開けを感じさせるツアーだった。

他にも、韓国では知らない人がいないと言っても過言ではないMAMAで栄誉ある賞を受賞しアウェイな場でも注目を集めたり、結成日である12/25にはユニバーサルスタジオジャパンのパーク内で公演を行った。各々のメンバーも映画ドラマ出演を決めたり、1日警察署長に任命されたり、数々の名高いバラエティにも多く出演した。
この怒涛の1年、メンバーの変動があったにも関わらず超特急は決して減速せずオタクでも着いて行くのが必死な程のかつてないスピードで前進した。そこにはタカシの陰ながらの努力と粘り強さがあったからだと思う。歌割の倍増に加えて発声表現の開拓をする姿を見てもう心配や不安なんて無いと感じた。この人がいないと超特急は成り立たない、歌があって初めてダンスが五線譜に乗って響くんだと思った…だからどうか身体だけには気をつけて欲しい。本当にこの1年お疲れ様、ありがとう。
そして、吉野晃一も故郷である奈良でライブをしたりと、彼のペースで模索しながらもやりたい事をやっているように思う。まだ私は脱退後、彼の歌声を聞けずに1年以上が経つ。今年こそ自分の耳で聞いてその存在を認めちゃいたい、そして心の底から応援したい。

感覚的な変化について話すと、デビュー時から前例のない活動に思考錯誤しながら色々なコンセプトに挑戦してきた超特急はコーイチの脱退後、スタダコード(露出)解禁や衣装や楽曲の変化、またメインダンサーバックボーカルというポジショニングの霞み(ボーカルの激しいダンスやダンサーのラップ)等から大衆受け、メジャーに売れていける道への車線変更をした感覚が少しあった。そう思うとやはりコーイチの存在はかつてのコンセプトの要のような存在であったと再認識させられた。この変化は決して悪いと言っている訳ではない。進化には変化が必要不可欠で、本人達が1番それを分かっていて、悩み葛藤しながら前進していると思う。かつて名乗っていた非アイドル、そしてダサカッコいいのコンセプトを継承しながらも 今は、【僕たちらしいエンターテインメント=「超特急」という唯一無二のジャンルが1番相応しい】と下半期にとある番組内でメンバー達が語っていた。従来のコンセプトに固執したり変化に適応できないファンもいる。それが理由で離れるファンも見てきた。でもこれは退化ではないし価値が無くなった訳でもない、人数が変われば当然雰囲気も変わる、この1年で新体制(かつて1年前に抱いていた違和感)がだいぶ自分の中で定着した、これが当たり前になった。慣れた。7人の超特急が完璧だし大好き。そして6人が築いていく新たな超特急をそばで見ているのが苦しくも楽しい。だからどうかその変化を退化だと思わず、進化だと信じて最後尾でその頑張る姿を見守って行きたい。

また、私は2018年に行ったライブのどの公演にも黒のペンライトを連れていった。この考えには賛否両論あると思う。最初は持って良いのか不安であったし、周りの目も気にした。でも新体制後初の大きなツアーSBF*2公演で身を削る想いで全身全霊でステージに挑む6人の超特急は6人でも100%、いやそれ以上のパワーと熱意を感じたし、7人の超特急の時と変わらない空気感、7人の経緯があったからこそ今の超特急が出来上がっていると思ったらなんだかコーイチもいる気がした。それを機に意思を固く黒ペンラを持って乗車しようと思った。
秋田の音楽祭、まさかやるとは思わなかった楽曲「gre8est journey」メンバーが1人1人順に拳を挙げる振付の「1」でメンバー全員が拳を掲げた時、私は精一杯誇らしく黒いペンライトを掲げたし、やっていいんだよって言われてる気がして安心した。いつか東京ドームで公演するという夢が叶った時も連れて行きたい。

最後に、「7人の超特急」に固執しながら今の超特急も応援するファンに少しだけ念頭に置いて欲しい事がある。それは、超特急のファンの中には6人の超特急から好きになり8号車になった人もいるという事。好きになった時にはもう居なかった…コーイチという存在を後から知るファンもいる。
「7人の超特急が良かった」この何気ない言葉、言い回し。勿論私も1年前は強くそう思っていたし、過去のブログでもそう語っている。でもこの1年で6人の超特急も大好きになって、今では7人の超特急も6人の超特急も大好きでどちらも大切である。【「7人」が良い、「7人」が完璧だった】という言葉は対義的に【「6人」は駄目、「6人」は不完全】と新体制の超特急を否定しているようにも捉える事が出来てしまうかもしれない。つまり6人の超特急を好きになった人、そしてその誰かの好きなものを否定する言葉にもなり兼ねない。悪意の無い言葉でも鋭く傷つけることがある事を念頭に置いて、慎重に言葉が選べたら素敵だなと思うし、私自身気をつけたいと思う。

 

www.youtube.com

8色のきらめく弾丸BULLET TRAIN!!!!!!!!
これだからオタクはやめらんないな。

*1:アリーナツアー「the end for beginning」の略

*2:アリーナツアー「Sweetest Battlefield」の略